IPOセカンダリアルファ

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投資戦略①:IPOセカンダリ・アルファ

(1) IPOする全企業の企業価値を算出

・日本では、年間90社程度が新規上場しますが、上場前又は上場後速やかに、すべての企業と面談を実施します。

・面談では、会社のビジネスモデル、沿革、競合、成長性、実行可能性を徹底的に調査します。

・キャッシュを継続的に産み出せる良いビジネスモデルで、成長が合理的に予想できる銘柄を抽出します。

(2) 企業価値の算出

・(1)で抽出した銘柄の、企業価値を算出します。

・一般的な中小型マネージャーのようにPERだけでなく、DCFを用いた5年又は10年予想を作成します。

・企業価値が、現在の時価総額から少なくとも+50%、できれば+100%以上ある場合のみ、投資対象とします。

(3) 投資タイミングとパターン

・効率的にパフォーマンスをあげるため、投資タイミングについても、丁寧に吟味します。

・過去10年以上のIPOセカンダリの分析により、IPO後の株価の動きとしては、以下の4パターンあると考えています。

① 初値が企業価値から明らかに割安で、そのまま上昇していくパターン

② 初値が公募価格より高くつき、上場後に利益各手により下落。企業の実態も株価に釣り合わず、そのまま長期低迷するパターン。(いわゆる「上場ゴール」)

③ 初値が公募価格より高くつき、上場後に利益確定により下落。しかし、企業のファンダメンタルズは堅調で成長性が高く、数か月後に株価が反転するパターン(IPO・Jカーブ)

④ 初値が、おおむねフェアバリューで、上場後しばらくレンジでの横ばいが続くパターン

①については、初値又は上場後速やかに購入します。

②については、プロセス(1)により、投資対象から除外します。

③については、株価が横ばいになるまで、しばらく待ちます。待っている間にも、追加調査を実施します。このパターンが最も多いということが、以降の「IPOチャート一覧」で確認できます。

④については、投資を見送ります。

以上のプロセスを経て、年間平均5~10社の買入を行います。

(4) 投資後のフォロー

どの場合も、投資銘柄は四半期決算ごとに取材を実施します。当初の予想の前提となるファンダメンタルズに変化を感じた場合は、即刻売却することで、リスク管理を徹底します。

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